Field ICT Project

フィールドICTプロジェクト ITがきり拓く新しい農業

 農業における意思決定問題を適切に解くためには、まず、圃場(フィールド)の作物の育成状態など、現状に関する正しい認識が必要になります。この認識を得た上で、将来の外乱等の不確定要素を予測し、最終的な決定を行うことが必要です。
 現状に関する認識の適正性は、必要なデータをいかに適切かつ迅速に計測し収集するかというデータセンシングの問題に依存する部分がきわめて大きくなっています。すなわち、営農者の営農成果の向上と安定化を図るためには、データセンシングに関する基盤整備に注力する事が効果的になります。
 ALFAEは、農水省の「増殖ベース」プロジェクト(1999-2001)および「協調システム」プロジェクト(2001-2005)の中で展開されたオプティカルファーミングと、この活動から派生的に生まれた光センシング技術などを受け継ぎ、フィールドでの情報通信技術の活用を進めます。

新しい農産技術を作ります

「農林水産省ITプロジェクト」の中で、

  • X線から赤外線にいたる光センシングシステム
  • センサで収集した情報を蓄積・分析するシステム
  • 蓄積した情報交換を行うP2Pネットワーク
  • センシングデータ交換のためのXML規格(Bio Information eXchange: BIX)の標準化

などを、(独)中央農業総合研究センターで開発された「フィールドサーバ」、および「気象データ仲介システム Met Broker」と連携するセンシングプロジェクトとを合わせてBIXプロジェクトと呼んでいます。
 このプロジェクトでは、おもに光(X戦から赤外線)計測技術に基づいた可搬型センサを用いてフィールドでの様々な現場発生情報を計測・収集し、得られた生物情報・環境情報をXMLで規格化する事で、誰でも、何処でも簡単に利用できる仕組みを作る事を目指しています。
 この技術を活用する事により、農産物の基準・規格化、食品の安全・安心の確保、トレーサビリティ、食味等の品質改善、農産家の育成など、多岐にわたる成果が期待できます。